奴豚 牛美の長期滞在型ジプシー生活

2007年からマラソン始めた夫「奴豚」と 妻「牛美」。テーマ:マラソンに出場しながら旅してます

Great Britain

  • 2011/09/15(木) 06:35:08

15日、奴豚の従兄弟パスカルにマルセイユ空港へ送ってもらいライアンエアにて深夜ロンドン着。パスカルとはレイキャビクに続いて、ロックネスマラソンも一緒に走るので我々一足お先にというわけだ。待ってるよーと言って別れる。

午前零時、ロンドンとは言っても郊外のスタンステッド空港に降りたつ。肌寒い。
スタンステッドはロンドンの遥か北にある。

入国審査が長蛇の列で、EUパスポートの奴豚はさっさと先に入国し、こちらは延々待った待った。審査官の質問も根掘り葉掘り聞かれた。

審査官 入国カードを見ながら「3週間滞在だね?目的はなに?」
牛美「観光とマラソン」
審査官「どのマラソン?」
牛美「ロックネス、インバネスの」
審査官「何マイル走るの?」
牛美「42キ。。。じゃなくって、26マイル」
審査官「英国の次は何処へ?」
牛美「フランス、マルセイユ」
審査官「住んでいるのは日本?」
牛美「はい」
審査官「日本へはいつ帰る?」
牛美「来年1月末」
審査官「いつ日本を出国した?」
牛美「4月6日」
審査官「それから今日まで何処へ行っていた?」
牛美「米国とカナダ」
審査官「そこでは何を?」
牛美「マラソン」

審査官、少し呆れた顔で ポンポンとパスポートにスタンプを押し、<グッドラック>と言って無事入国となった。
英国はいつも色々と質問され、入国も出国も時間がかかるのだ。
審査官達は、会話の中からほころびを見つけたりつじつまが合わなかったりという不審な態度や顔色を見分けているのであろう。



さて、ターミナルを出て、肌寒いから風邪ひかないようにね、っと言ってるそばから奴豚が風邪をひく。
あまりにあっけなくて呆れた。。。 いつもこうだよ、子供よりたちが悪い。
先回りして あ〜しろこ〜しろと言うと不機嫌になるからほっておくことにしているが、寒けりゃ自分で厚着してくれって。ったく。。。

フランス経済

  • 2011/09/14(水) 02:59:09

二日前の新聞一面に【銀行預金は大丈夫か?】と世論を煽るような記事が載っていたフランス。その翌日は南部の原発廃棄物処理場の爆発事故、そして今日はサルコジ失脚画作事件でどのチャンネルもTVは皆これ。ヨーロッパの不況のスピードは早まるばかりだ。
別にユーロ圏に限った事ではない。
世界中にひたひたと暗い影が忍び寄る気がする昨今。土地のある人は自給自足体制の準備を始めるべきかもしれない。これから先は学歴よりも生きる知識と気力が勝負になるだろう。
せめて自分の体調管理だけでもしっかりしておこう。
ランニングシューズさえあれば何時でも何処でも走れるランニングは手軽なスポーツでオススメ。非常事態に備え、足腰がしっかりしているに越した事ない。
健全な身体には健全な精神が宿る。(こんなまとめ方ですんません)



さぁて、お次はロックネスマラソンだ。
10月2日。スコットランドの北、ネス湖の恐竜で有名なネス湖を走る。
ここも景色は良いがアップダウンのきついコース。自己新は望めないとしても良い感触を残したい。
気温はぐっと下がって最高気温は15℃、最低は8℃のようだが10月はもっと下がってアイスランド並みの快適さかもしれぬ。道中トレーニングが出来ないのが不安だが、なるだけ機会を見つけて走ってみようと思う。

明日15日、ロンドンへひとっ飛び。

Medoc

  • 2011/09/13(火) 06:41:11

メドックマラソンと言えど いったい何処で開催されるのか、実際に参加しないと詳細はわからないものだ。

ひとくちにメドックと言っても それは地域の総称であって、どの辺を走るのか? という疑問を持つ方々には是非このコース地図をどうぞ。



スタートとフィニッシュは同じで、ポイヤックという村から始まる。

付近には60ものワインシャトーがあり、いったい幾つ寄ったのかはまったく覚えていない。かるく数えて43個所は寄ったらしい。
裏から入って正面玄関から抜けるところあり、正面から入って脇へ抜けるところあり、どのシャトーも立派な出で立ち、お城と呼ぶのにふさわしいたたずまい。

ワイン好きにはたまらない高級シャトーが並んでいる。
あまり詳しくない牛美が知ったかぶりを発揮してこの場でウンチクをたれても意味ないので止めておこう。


マラソン終わって ほっとする間もなく、先日 故障したまま修理工場へ置き去りにした車の様子を見にボルドーを後にラカノウという町まで行く。

結論から言うと 簡単に直る見込みがなさそうだったので、引き取ってくれるという人が居たので ただ同然で譲ってきた。
書類の手配に時間がかかり、全て終了したらもうすっかり夕方で、保険会社手配のタクシーで 一旦ボルドーまで戻った。

さて、夜行列車で戻るか、保険会社手配のレンタカーで走って帰るか、考えた末 レンタカーにした。
 が、レンタカーの手配を終えた頃にはとっぷり夜でボルドーの空には満月。

夜を徹して走る気になれず ボルドー近辺で一夜を明かして、翌朝早くマルセイユまでの約700キロ、高速をすっ飛ばして一気に戻って来た。

今回は 他にも色々と番狂わせが勃発して なんだかしんどい一週間だった。

メドックマラソン

  • 2011/09/10(土) 07:22:43

マラソン当日

6時にフランス式バゲットとジャムの朝食。
仮装の準備をしてあたふたと7時半に宿を出る。
スタートは9時半だが、道路規制される前に駐車完了せねばならぬ。



早々着いて皆それぞれ動物に変身す!

牛美が豚で奴豚は牛(今日は入れかわり)、
ご夫婦はうさちゃんと、なんだかよくわからないが不思議でケッサクな変身ぶりのT氏。




天気予報は快晴で猛暑日と言われていたが、朝のうち厚い雲で覆われて気温低め。ありがたい。これなら楽に走れるかも?
大会側から熱中症を懸念して、制限時間を7時間に延長するとの連絡あり。
      

        

スタート前までの1時間半ほどの間、トイレをすませ、仮装の品評会を眺め、ごった返すスタート地点で人あたりして疲れる。

カナリ恥ずかしいが、カメラを向けられれば笑ってポーズを取る。シーツと風船で出来た豚の仮装もウケは悪く無さそうだ。
      

お祭りだからね、楽しまんとね。
     スタート前にぐったり疲れた。。。


      

爆音と共に空軍機二機がスタート地点上空を低飛行で行ったり来たり、行ったり来たりする。サービス満点。


奴豚と世界を走ろうフランスチームの数名、牛美&ご夫婦、さらにはシンガポール軍団と一応一緒にスタートするも人で人で大変だ。それぞればらけては給水所で出会い、ばらけてはワイナリーで出会いを繰り返していたが、結局各自それぞれのペースでメドック祭りを楽しむことになった。
      

牛美はハーフまでひとくちもワイングラスに口を付けなかった。奴豚は余裕でチョコチョコ飲んでつまみも食べている。


ハーフの通過が3時間。これで最後まで行けるかなー。

生牡蠣やステーキは37キロ地点からだから、それまで少しペース早めた方が良いのかも?


余裕のある人たちはワインを飲みバンドに合わせてダンスをしたり、シャトーの池に飛び込んだりハチャメチャだ。




飲むから出るのか、ワイン畑でみ〜〜〜んな立ちションしている。女性も構わずしゃがんで用を足している。
メドックの印象?。。。広大なぶどう畑で立ちションする仮装の人達。。。って感じ。

     

ハーフ過ぎ、まずはワインで唇を濡らす程度から。
う〜〜〜む、これは美味しい。流石、世界に名をなすシャトーのワインである。あぁ、残念、あぁ勿体無い。こんなワインがどんどんジャンジャン出されているのに、全種類を楽しめる体力がない。

      
        

35キロ過ぎ、やっとワイングラスを手に記念写真をし半分ぐらい飲んでみる。調子に乗るなよーと心で我に囁く。

      

その後のシャトーでも少々。ワインを薄めるために水も相当飲んだのでゲップゲップだわい。





37キロ過ぎてお楽しみのグルメスタンドが登場する。

まずは生ハムスタンド、行列しているので写真だけ撮って次へ。





       生牡蠣、
         恐る恐る口に入れると、
           小粒だが新鮮。

          白ワインも一緒に頂く。



お次はステーキだ、と思ったら奴豚がだんだん辛そうになってきた。暑さにやられたかな?午後から急に日がさして暑くなったのである。折角だからと小さく刻んだステーキをちょっと食べて赤ワイン。奴豚はすぐさま水で口をゆすいでいた。珍しい事もあるもんだ、今日は牛美が奴豚を頑張れーと引っ張る。


次なるチーズは見つからなかった。ま、いいや。

楽しみは最後のアイスクリーム。
棒付きのチョコアイス。暑いから嬉しいわー。
アイスを舐めながらゆっくり歩く。
もうあと2ー3キロでフィニッシュだ。




制限時間に問題はないがちゃんと走ってフィニッシュラインをくぐった。

6時間24分也。暑ーーい!!


フィニッシャーメダルを一人一人に「おめでとう、よく走ったね」と言って首にかけてくれるマダム達。
女性ランナーには薔薇の花もくれた。




バッグに木箱入りのフィニッシャーワインボトルを入れてくれる。

水とコップをもらって先に進むとビールスタンドがあり、今度はワインじゃなくてビールをコップに注いでもらった。



川岸の野っ原に寝転んだり座ったり、音楽に合わせて踊る人ありで祭りは延々と続いていた。
シンガポール軍団は制限時間ギリギリ、間に合わずに戻ってこないメンバーありで心配する。
宿に戻りドロドロのランニングウェアを脱ぎシャワーを浴びる。
仮装は35キロ地点で、あまりの暑さに脱いで捨ててきたのであった。
宿のそばのレストランでささやかに四人でメドックの祝杯をあげる。
あーぁ、本当に疲れた。。。でも、とびっきり楽しかった!!


想像よりもずっと大変だわ、メドックマラソン。。。

砂利や砂地も走るし、頻繁に止まり止まり走るって結構しんどい。緊張感全くないから余計か?
メドックマラソンをトコトン楽しみ尽くすにはよっぽど体力が必要だということが よーくわかった。

楽しかったが、一度経験したからもうイイかな。多分。


メドックマラソン前夜

  • 2011/09/09(金) 07:22:06

ボルドー駅でチェンマイ在住マラソンご夫妻とビッグサー以来の再会。
ボルドーの町を散策し、翌日は大西洋に足をつけに行った帰り車が故障
     あちゃー、ゼッケンピックアップに行く予定なのに、こんな田舎町で立往生かい。。。


幸い近くの整備工場に持ち込む事は出来たが直る見込みなくレンタカーに乗り換えてポイヤックPauillac村のマラソンエキスポへ着いたのは遅い夕方だった。

大幅な予定変更。

シンガポールから参加の知合いと合流してボルドーの町でパスタでも食べようと思っていたがそれどころではなくなる。


        


予約の宿は、マラソン期間中だけランナーにベッドを提供するという普通の民家の少々狭めのベッドをお借りする。四部屋に大人8人、トイレとシャワーはひとつだけで順番を待たねばならぬ。ちと不便。スタート/フィニッシュに近いので文句は言えぬか。。。


だいたいこんな小さな村にランナーが何千人も集結するというのが、そもそもクレイジーである。
キャンピングカーで来る人あり、エキスポ会場の隣の芝生にキャンプする人あり、いつもは静かなシャトーの村が人で溢れている。勿論、レストランだっていっぱいである、もともと数軒しかないんだから。



 というわけで、大会主催のシャトーでのパスタパーティーが開かれるのだが1人45ユーロは高くないか?? とは思ったが、レストランを探して回る時間を考えれば、選択のひとつではあったなー。。。とは後日談。
で、我々は結局どうしたかと言うと、ポイヤック村のユースキャンプ支援組織が補助金集めのために企画したボランティアのパスタパーティーに行ったのだが、うどんのようなパスタであった。

17ユーロ全額が寄付になるとの事だったから、まぁーいいか。

ボルドー入り

  • 2011/09/08(木) 06:35:52

初めて来たボルドーの町。

ワイン好きだが詳しいわけではない。
飲んで美味しければ それが良いワイン。
特に好きなワインがひとつだけ存在するが、メドック産ではない。


普段からお値段ソコソコの割安、お買得モノしか買わないのでボルドーに来たからと言って 高級ワインに手を出す事もないだろう。マラソン中はどんなワインが出されるのかな? 楽しみ。

ユネスコ遺産の教会を見学、古い建物の残る町を散策。
マルセイユより路上のゴミは少ないようだ。

あさってメドックマラソン。

ボルドーへ

  • 2011/09/07(水) 04:47:06

9月5日(月)マルセイユを車で出てボルドー方面へと走る。

メドックマラソン用に8日(木)はボルドーに、9、10日(金、土)はメドックに宿の予約を入れているが、それまでは行き当たりばったりで行く予定。

アルルArlesで軽くランチ休憩を取りミヨーMillauの橋を見て、ロデスRodezで泊まる。
宿はバジェットチェーンのプレミアクラス。一泊49€也。


6日(火)カオルスCahorsを抜け進路は西へ西へ。
マルマンデMarmande、ランゴンLangonを抜けて州立公園方面へ。たまたま牛美が見つけたヴィランドラウドVillandrautという小さな村のシャレーが自然に囲まれ静かでいい雰囲気だったのでそこに泊まる。
家畜が沢山飼われ池があり川が流れ、テニスコートやプール、バスケットボールコート等施設が充実しているが 夏休み終わって子供連れの家族が去った後は静かでのどかだ。


  
ロバちゃん達と会話中。  ロバのつぶらな瞳はなんて美しいんだろう。



マルセイユは暑かったが ここらあたりまで来ると肌寒い。
長袖 一枚しか持参しなかった。失敗。

朝晩 かなり冷える。   

Fast Hotel Villandrautはおすすめ €59





7日(水)さらに西へ。ビスケー湾に出た。すぐお隣はスペインのサンセバスチャンだ。

フランスに砂丘があるとはしらなんだ。

それも大砂丘。ここらいったい全部砂丘だ。ワイナリーのすぐそばが砂丘だとは思わなかった。
天気予報通り小雨。メドックマラソンは晴れの予報だが、8、9日と雨らしい。

雨の砂丘を風に煽られながら登って下りて。
        

今宵は近くのアルカションArcachonという観光港で泊まる事にした。
観光地なので少々お高く€65。


生ガキが有名らしいが、マラソン前なので止めておく。


スピードワーク

  • 2011/09/03(土) 05:22:38

メドックマラソン用の仮装衣装をどうしようかと頭をひねる。

どうひねったところで 空っぽの頭では何のアイディアも出てこないのだが。。。 

    メドック 今年のテーマは動物。 
            困ったなぁ、どうしよう。


カナダの100円ショップで 豚の帽子を買った。
せっかくピンクの豚なので 奴豚の母からピンク色のシーツを貰い受け身に巻き付けてみた。これでなんとかしてみよう。。。


メドックでタイムを競うランナーは極々一握りだと思う。
皆、途中の給水所で出されるワインやら生ハムやら生ガキ、ステーキを楽しみに炎天下、仮装までして参加するのである。
さらに制限時間6時間半以内に完走すればメダルとワイン一本がいただけるのである。
普段入れない超高級、敷居の高いシャトーを巡るコース。

という訳で 気分は楽。
特にメドック用にトレーニングはしていない。


、最近になってやっと 少しはタイムを縮める努力をする気になってきた。5月のビッグサーマラソン エキスポでお見受けしたバートヤッソー氏にサインして貰った氏の著書を開き よっこいしょ と 重い腰をあげたところである。
       ー ちなみにこの本はかなり面白い ー


朝か夕方に走りにでる。マルセイユも日中は走る気にならないほど暑い。



海岸沿いのコルニッシュと呼ばれるあたりを走っているのだが、スピードワークをしに800メートルトラックの取れるボレリー公園へ。
トラックとは言っても噴水の周りを回ると800メートルになるだけなんだけど。。。


30分程 軽くジョギングをしたあと800メートルを思いっきり走ってみた。初心者なので とりあえずは800メートルを5本だけ。本来は10本をインターバルジョギング入れながら行うとだいたいの自分の実力が把握できるそうなのだが。。

ボレリー公園は 今や同じようにスピードワークをする人でいっぱいである。びっくりだ。
以前来たときはこんな風にファートレックテンポランヤッソー800をしている人など一人として見かけなかったから。

1本目 3分45秒、悪くないじゃん? 
 2、3、4本と タイムはどんどん遅くなり、心臓バクバクで続かない。それでも 5本目は4分8秒。 ものすごい汗である。


翌朝のジョギングは足が重くてまいったぁ。。。
普段使わない筋肉達が「いい加減にしてくれよー」と訴えている声が聞こえるようだった。



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