奴豚 牛美の長期滞在型ジプシー生活

2007年からマラソン始めた夫「奴豚」と 妻「牛美」。テーマ:マラソンに出場しながら旅してます

西へ行こう

  • 2010/08/08(日) 12:24:15

グレゴリー国立公園は海外の旅行者には知名度が低くローカルの四駆愛好者にはポピュラーな 知る人ぞ知る公園である。

せっかく我々も四駆のキャンパーバンを借りているのだから、いざ!と行ってみたのだが、入口のビクトリアリバー 東側をチラッと見て、何を思ったか我々 急に思い立って西オーストラリアへ足を伸ばすことにして、そのままKununurra(クヌヌラ)まで走ってしまった。

    

と言うと一気に駆け抜けたようで格好良く聞こえるかもしれんが、実は途中に検疫所があるとは知らず、ノーザンテリトリーとウエストオーストラリアの中間で足留めされたのだった。

いったい誰が同じ国内で検疫検査があるなんて思う???

買ったばかりのトマト10個、リンゴ8個、人参、ズッキーニ、玉ねぎ きゅうり、どれも持ち込み禁止だと言う。生野菜 フルーツ、ナッツ類、ハチミツや種など 虫の幼虫が潜んでいそうな食品が制限されているのだった。

検疫所のお兄さんは 毎回同じことを日に何べんも繰り返しているだろう口調で 「選択はふたつ。今ここで捨てるか、あっちのベンチに行って食べるか調理するか、どちらかを選んで」と言った。
         ひえ~~~。  

金額にすれば大した事はないのだが食品を捨てるというのが引っかかる。引き返して帰ろうかとまで思った。300キロも???
運悪く雨が降り出したし。。

と、いう事で、もうお分かりとは思うが、ボーダーでガスバーナ出して料理するハメになったのだった。
トマトとズッキーニ、玉ねぎでパスタソースを作り、デザート用に煮リンゴまで作った。火の通りが遅い人参は仕方なく処分。要するに火が通っていれば基本的にオッケーなのであった。それらをタッパーに詰め込んで検疫を通過。

☜ 左 ) 料理中

我々の他にも調理選択組は沢山いて、テーブル囲んでちょっとした持ち寄り立食パーティー状態であった。


さて思いがけずに夕食の支度も整ってしまったし、料理している間に雨も止んだ。西オーストラリアは緑豊かな起伏にとんだ美しいところであった。低くても山があるというのは大きな違いだ。ボアブという名のぽっちゃり体形の木が愛嬌があっていい味出ている。すっかりボアブのファンになってしまった。

  写真下) ボアブの木 Boab Tree
     



クヌヌラのキャラバンパークはラグーンに面した素敵な所で居心地良くて三泊もした。
周辺の観光もしてきた。エルクエストロ ワイルダネスパークは実に美しい場所だ。ゆっくり回れなかったが機会があれば是非 西オーストラリアを重点的に回りたいと思う。

  
              
皆、西が綺麗だと言っていたのは本当だった。今のところ西オーストラリアが一番美しい所だな。


アリススプリングまでそろそろ時間が迫ってきたので、スチュワートハイウエイへ戻る為、キャサリンへ向かった。

けんじカップ

  • 2010/08/07(土) 15:11:01


エディスフォールEdith Fall というとまことに心地良い柔らかな滝があり、この滝下のプールが広々と気持ち良い。

ダーウィンからキャサリンへ向かう途中にあるのだが、キャンプ場があったので泊まった。
  
              写真右がEdith Fall



夕方、隣のキャンプサイトにオフロードバイクのアジア人男性がやって来た。見るからに日本人ぽかったので話しかけてみた。

大阪出身の62歳の方だった。

この日は実に暑くて我々も参っていたのだが、彼もかなりお疲れのようだった。「今、何時ですか?」と聞かれたから、クイーンズランドからノーザンテリトリー入りしたばかりだったのかもしれない。(オーストラリアには地域毎に時差がある) きっと長距離走って来たのだろう。
汗だくでテント設置に取りかかったので、お手伝いしましょうか?と聞いたら、キッパリと「自分の事は自分でやらねば」「Only ONE」、と断られたので、彼をそこに残して我々は滝のプールへ泳ぎに行ったのだった。

淡水ワニやスナッピングタートル(スッポンの一種)が生息するという滝で怖々泳いですっかり汗もひき、(ある意味冷や汗ものだったかも?) さっぱりして戻ると、彼はまだ何やら忙しそうにしていて、話し掛けるのがためらわれたので、奴豚といつもの様に夕暮れのカクテルタイムを楽しんでいた。彼が落ち着いたら誘おうと思って、彼用のカップも出して待っていたのだが、テント設置が終わった彼はひと風呂浴びに滝へと向かって行きしばらく戻ってこなかった。

暗くなる前に夕飯済まして、そのうち彼と話す機会も来るだろうと思っていたのだが、滝から戻った彼は、その夜、テントから出てこなかった。よっぽど疲れてご機嫌も悪かったのかもしれない。


翌朝 早朝、ジョギングから戻ったら、まだ彼のテントがあったので、じゃ今度はコーヒーでもお誘いしようとまたカップを出して機会を狙っていたのだが、どうもうまく合わずに、話をする事が出来なかった。人嫌いなのかな? 、お邪魔せんとこ、と思って出発支度を始めた時にやっと話すことが出来た。

お名前は けんじ さん。大阪 茨木市出身。二年前に退職して、一年の計画ののち、六ヵ月の期間でオーストラリア一周にいらしたそうだ。
道中のメカトラブルの話や道路事情や話し出したら、とても面白く、結局長話になってしまったのだが、こんなことなら昨夜ワインを飲みながら語り合いたかったな。。。



その日から、

出番の無かったこのカップは 「けんじカップ」 と命名されたのだった。


どこかでまた逢えたら、「けんじカップ」で今度こそワインをご馳走したいと思っている。

オーストラリアは夏蜜柑

  • 2010/08/01(日) 16:49:33

蚊のことしか書かなかったので、カカドゥはちっとも良い所ではない印象を与えてしまってはいけない。

この公園はともかく広い。見どころと見どころの間がえらく離れているので、ともかく走行距離が長い。
毎日少しづつ進み、キャンプ場やキャラバンパークを転々としながら移動して見学した。
アボリジニの歴史や文化を学びながら、パークレンジャーの説明も聞き資料館へ行き勉強もしながら。

蚊だけでなくワニも多い。水辺にはワニがいると思って間違いない。じっとしている間は姿は見えないがそれでも、皆、今日は六匹見たとか言っている。
我々は一匹も見れなかった。恐がりすぎだったのだろうか。。。
水辺に近づかなさすぎだったからだろう。


暑い暑いと言いながらも毎日良く歩いた。色んな景色を見た。


でも何故だろうか、心にジーンとしみる風景にはまだ出あっていない。
見渡す限りの自然。
滝にしろ川にしろ、蓮の花咲く湖畔や湿地にしても ゴツゴツした岩肌にしても、美しいとは思うものの感動がない。
大きな夏蜜柑をむいた時、果肉がスカスカで水気が無く白っぽくパサついている時のようなちょっとしたガッカリ感だ。

大きな大きな夏蜜柑だな~~~~。

今日はキャサリン渓谷を船で巡ってきた。充分美しい景色ではあったが、観光客ぼったくり料金に興ざめ。

明日からグレゴリーナショナルパークへ行くのでまたネットとはしばしのお別れ。


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