奴豚 牛美の長期滞在型ジプシー生活

2007年からマラソン始めた夫「奴豚」と 妻「牛美」。テーマ:マラソンに出場しながら旅してます

4時間34分の女

  • 2012/10/07(日) 07:01:31

ブエノスアイレスのアパートに滞在3週間。
車の往来の音以外は比較的静かな環境だった。。。なのに…のに。。

…… のにだ。。。何故、マラソン前夜だけいきなり大パーティーなんだ。。?

早めのランチ、軽いジョギング、早めの夕食、お腹のこなれも良く準備もバッチリ、夜9時半に計画通り就寝、目覚まし時計を4時にセットして うつらうつら良い感じだった。
が、ご近所さんのチャイムが「ピンポーン!!!」と鳴った午前零時。と、途端にガヤガヤと話し声はあっという間にマックス化。壁を伝って大勢の笑い声が響く。それでも眠気が優っていた牛美はまだうつらうつらだったが、流石にギター伴奏付きの大合唱が始まり すっかり目が覚めてしまった。奴豚にいたっては一睡も出来なかったそうである。

午前2時から5時まで スペイン語の合唱は延々と続き、宴もたけなわの5時、ハッピーバースデーソングの後 静寂が戻った。
お陰さまで寝過ごす事もなく、朝食して 早めにスタート地点へ向かったのである。


ブエノスアイレスマラソン、スタート地点。



今にも降り出しそうな曇り空だったがスタートまでは雨も降らず、風も穏やか、気温も低めでいいマラソン日和。






7時半、スムーズにスタート。

参加者は7千人程度との話だった。
走り出して雨、終始霧雨で良いお湿り。




コースは5キロほどかけて公園を抜け エビータの墓地のあるレコレータ地区、駅のあるレティーロを左に見て大通りリベルタドールを悠々と走る。

         

右や左にある銅像を見ながら中心地セントロをちょろりっと廻ってにょきっとそびえるオベリスクを過ぎたらボカ地区へ。




      

         

マラドーナを育てたボカジュニア球場を周りカミニート通りから港湾へ出るとあとはあまり見るものもなくなり、自然保護地区横の寂しげな応援のないコースがキロ20〜28辺りで少し飽きてくる。





プエルトマデロからラプラタ川河口を見渡すガラ〜ンとした港を過ぎホルヘ空港へ直進。飛行機好きな牛美はテイクオフする機体を見ながら元気を貰う。この辺りが35キロ地点。

35キロの壁など体験したことない牛美の場合 臆することなくひたすらフィニッシュ目指して忍、忍とひた走る。

      

          今回の標語は【全てはメンタル】だ

脳に指令を送り続ける、『痛くない、辛くない、疲れてない、前傾姿勢でストライドを広げろ』と。



だが、今朝出てきた公園に戻りコースがくるくる周り始めると流石に疲れが隠せない。

30キロ地点からずっと励まし続けてくれているリッキーマーティンのリビンダヴィラロカのリズムに合わせて足を前に出し続ける。いったい何回リピートしたことだろう。


 写真右)記念写真中、後ろから追いついたフラビオがちゃっかり真ん中に写っていて大笑い


K40地点でバナナを水で流し込む間歩いた。疲れた〜と深呼吸してからフィニッシュを目指す。

あと2キロが走れなくてど〜すんだ、てな気持ちである。



      

頑張って走った割にはいつもと同じ4時間34分

前半は務めてペースゆっくりめであった。その分30キロ地点から気力が続いたのは今回もっとも良かった点。38キロから弱気になったがここまでくればあとは何とかなる。
給水もエネルギー補給も特別気をつけた訳でなく、頻繁に時計を確認することもなく集中して走れた距離が長かったので自分では満足である。




まぁ、正直に言えば4時間半は切りたかったのだが、どうもすっかり4時間34分が定着してしまったようである。

モロッコ、オークランド、レイキャビク、今回ブエノスアイレス と、計ったように4時間34分というのもなかなか面白い。というか要するにこれが実力なのね。


奴豚は写真を撮りながら、沿道応援のダンスチームと踊りながら余裕のフィニッシュ4時間12分


初マラソンのフラビオ4時間34分。おめでとう!!

誕生日を祝っての初マラソンで、夜はパブに繰り出して 皆で誕生会。
     
我々もおよばれして 若者たちと楽しい夜を過ごさせてもらった。彼は実に気持ちの良いチャーミングで賢い若者である。将来 素晴らしいドクターに成長していくであろう。いい出会いに感謝。

       

我々も10日ぶりのアルコール セルベッサ(ビールのこと)で乾杯なり。


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