奴豚 牛美の長期滞在型ジプシー生活

2007年からマラソン始めた夫「奴豚」と 妻「牛美」。テーマ:マラソンに出場しながら旅してます

Midnight Sun Marathon

  • 2012/06/30(土) 23:59:59



ミッドナイトサンマラソン


トロムソに来てから夕食は早めに就寝は遅めに、と 午後8時半開始のマラソンに合わせてきたつもりだ。



当日朝、10時起床。朝食は軽く昼食はたっぷり、最近摂取し始めたカルシウムとビタミンCも飲んで、徒歩5分のスタート地点まで様子見と散歩。

賑わってるぞ。子供のレースや、5キロ、10キロが早い時間に行われるので町民総出だ。すでにレース終わってメダルをかけて嬉しそうにしている人達で賑やかだ。

奴豚の知合いがボルドーから来ているので合流する。以前マラケッシュとマルセイユマラソンも一緒に走っているので懐かしい。


アパートに戻り仮眠後 軽く食事。沢山食べてるなぁ今日は。
深夜まで走らねばならんのだから、今のうちに栄養蓄えておかんとね。
腰が心配なので鎮痛薬を飲んでおく。どうか最後まで痛まず走らせて下さいな。
のびのびサロンシップ貼って念のためエアーサロンパスもウエストポーチに入れる(準備万端だね)。 そうそう、ウエストポーチも新調したんだった。うっしっし。物価の高いノルウェーで買い物するとは。。。



さて、スタート30分前に集合してウォームアップし、初体験 夜のマラソンがスタートした。

750人もいないなぁ。
予報に反して天気は良く風もなく暖かい。最高のマラソン日和。



        

大声援に送られ町中をぐるりと一周して橋を渡る。往路は車を規制してくれ、橋の中央を堂々と渡り切る。

      


素晴らしい景色だ。息を呑む美しさがず〜〜っと続くのに飽きずに「綺麗だ、綺麗だ」と独り言。
景色の中に溶け込んでしまうようだ。静かで清らかな凛とした美しさ。ここを走る事が出来るなんて、なんて幸せなんだろう。

      

最初の折り返しを戻ってくる先頭ランナーとすれ違う。ほどなくボルドー出身のD氏も軽快に飛ばしてゆく。
3分遅れて奴豚。すれ違いにパチリと記念写真。
      

カットオフ(制限時間)が5時間30分とあって皆さん早いなぁ。牛美は後ろから数えた方が早いぞ。

      

二度目の橋渡り。これでやっと半分。
登り頑張って、下りは風と共にぐいぐい飛ばす。コース中一番気分の良いところ。
せっかく前行く皆さんを抜かしたはいいが、その先で抜き返されて情けない。。


またまた大声援の町なかを抜けて、海沿いをぐるっと一周で空港まで。トロムソに着いた時に乗ったバス乗り場だ。
滑走路脇を折り返して、さぁ町へ帰ろう。



まさしくミッドナイトサン。午前零時の太陽が眩しい。

今晩の好天は天からの贈りもの。あぁ素晴らしい天気と素晴らしいマラソン大会。給水や運営、全てに満足。



沿道の皆さんも深夜すぎても熱心だ。ヘイヤ!ヘイヤ!と声をかけてくれる。ヘイヤはきっとフレーフレー!みたいな意味なんだろうな。だから一緒にこちらもヘイヤ!ヘイヤ!




距離表示が通常と逆で、42.195から始まり1キロ毎にマイナスされていく。41キロ、40キロ…20、10、5キロ…といった具合だ。

      

走っている時って簡単な引き算も億劫なんだわ。
何キロを何分で走っているのか そんなことどうでも良くなって 時計を見るのをやめた。どんだけかかろうといいじゃないか。4時間半程度でフィニッシュ出来れば嬉しいが、たとえ5時間でも それでもいいや、と思った。腰も痛まず快調に足が前に出るだけで万万歳だ。



鎮痛薬のお陰か足の痛みがいつもより楽な気がする。終盤弱気になっていた今までと違って気持ちだけは強気。走る速度はスローモーションなのだが、気持ちはとても前向きだった。



手元の時計を見たら午前1時を回っていた。
あぁ、4時間半切りはダメだったなぁ、と思ったが 自分に恥ずかしくない走りをしてフィニッシュラインが見えた時は晴れやかな気持ちだった。




最後はきっちり、と スパートしてみた。優しい声援がブラボーと言ってくれる、嬉しいなぁ〜。走ってきて良かったなぁ〜。


メダルをかけてもらっても、まだあと8キロくらいなら走れるんじゃないか。。。と、 そんなこと思ったのは今回が初めてだ。


広場でジュースやノンアルコールビールを貰って飲み、奴豚を探すも見当たらないのでアパートへ向かって歩き出したらば、先にアパートへ戻ってシャワーを済ませた奴豚と出くわす。フィニッシュ後にもどしたんだと。吐くほど頑張ったのか?と聞いたら4時間14分だって。なんだそうでもないじゃないか。体調悪いのかな。。?


ボルドーのD氏は公言通り3時間40分、立派!
牛美は4時間44分。

シャワー浴びてから我がアパートでささやかに祝杯を。
深夜2時の祝賀会は速やかに終わってベッドへ。



マラソンしていなければ出会う事のなかったこの町。
来て良かった。来れて良かった。

トロムソは生涯 心に残るマラソンになるなぁ。


        


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