奴豚 牛美の長期滞在型ジプシー生活

2007年からマラソン始めた夫「奴豚」と 妻「牛美」。テーマ:マラソンに出場しながら旅してます

ロンドンへ向かう道

  • 2011/10/06(木) 03:12:00

エジンバラからロンドンへは高速を飛ばして7時間弱。

10月6日、午前10時半にエジンバラを出て GPSにロンドンスタンステッド空港をインプット。(GPSは従兄弟のパスカルが持たせてくれたものだ)
給油で二回止まっただけで、午後5時前にスタンステッド空港隣のデイズインホテル着。

朝は豪雨だったが、強風に吹き飛ばされた雨雲の間から青空が顔を出す。灰色の雲が前方に見え、思った通りに大雨を降らせている中を走り過ぎるとまた青空。
英国はいつもこんな感じに降ったり止んだりで、日に何度も虹を見る。ダブルの虹も珍しくない。何度、虹を見たことだろう。。。

子供の頃は、東京でもよく虹を見たものだが。
当時は家の前を流れるドブ川にメダカが住み隣のキャベツ畑で蝶の幼虫を観察しツクシを採って遊んだ。原っぱで蛇に出くわして肝を潰したものだった。我が兄は多摩川へ遊びに行ったきりいつまでも帰って来ず、心配した親によく叱られていたものだ。そんなに外が好きなら外に立ってろと怒られ、泥だらけのまま何時間も締め出しをくらっていた。懲りない兄はこれはとばかりにまた遊びに行って姿をくらましていた、愛おしく美しい昭和の時代。生きる事に真剣で真っ直ぐだった厳しく優しい時代。

近頃、よく昔のことを思い出す。今の自分より若かった親の姿、無鉄砲で勝手だった自分のこと。友のこと。。。 過去を懐古する時間が増えたのは死期が近いからだろうか?などと思ったりもする。
偉大な頭脳と斬新なアイディア、それを遂行する信念と情熱を持ったスティーブジョブズが56歳で世を去った。彼が数年前、スタンフォード大学の卒業生に贈ったスピーチを聞き 死を受け入れることがどんなに無念であったろうかと思った。
天才にも富豪にも死は平等に訪れる。
天災や戦争の巻添えで命を落とす人達、何の用意も心構えもないまま不運にも世を去る人達。
残りの人生、どう生きるか。誇れなくとも恥ない生き方をしたい。そんな事を思う英国最後の夜。

雨の似合う国。


前へランダムサイト一覧次へ参加申し込み