奴豚 牛美の長期滞在型ジプシー生活

2007年からマラソン始めた夫「奴豚」と 妻「牛美」。テーマ:マラソンに出場しながら旅してます

アンコールワットへ陸路の旅

  • 2008/11/30(日) 00:29:51

バンコクからシェムリアップへのカオサンバス詳細


午前8時。MPツアー社の前に集合。我々の他に日本人男性ひとり。
バンコクでは過去2回、申し込んだツアーにふられている経験があるので今回も『本当に迎えにきてくれんのかな〜』と半信半疑。と、時間通りにバス会社の人が来る。カオサン中の参加者を集めて回るのでバスに乗り込んだのは9時だった。ま、急ぐ旅じゃあるまいし。。。ね。
大型バスはガラ空きでひとり二席占拠してクーラー効き過ぎの寒い車内で快適に寝て国境へ約4時間 高速道路をスイスイ飛ばした。


国境前のレストランで約2時間近くのランチ休憩あり。というのも カンボジアのビザを持っていない人のビザ代行も兼ねているので 昼食を食べさせている間に国境へ取りに行ってくれているのだ。我々はもともとプノンペン空港から入国する予定で予めイービザ(エレクトリックビザ)を取得していた。空港ではイービザ専用ラインがあり、列に並ばずとも入国審査が簡単迅速に済むという話だったのだが、陸路の国境越えになり 結局延々と並ぶことになった。チッ!

バスを乗り換え まずはタイの出国。そのまま歩いてカンボジアのゲートをくぐり入国審査所へ。なんて簡易な建物。。。 バラックに近い。。。 ま、こんなもんだしょ。審査はビザチェックとパスポートの磁気を機械に通して 写真取って、スタンプを何個もポンポンと押し無言のまま終了。国境というより混雑した野外マーケットのよう。リヤカーとトラックが行きかい土ぼこりと排気ガス予防のマスクした人が沢山行き交っている。かなり貧しい感じは否めない。マスクは持参したほうがいいと言われていたのでしっかりポケットに準備していた。いつでも使用可能。

カンボジア側でまたバスを乗換え1キロ先のバスターミナルへ移動。ここで中型バスに乗り換える。かなり年期のはいったバスだが空調がきいていた。カンボジアに入って日本語で 入口 出口 と書かれたバスや 日本語の宣伝が書かれっ放しになっているトラックに出会って何だか嬉しい。ギィギィ音たてながらも まだ現役で走っているお払い箱寸前の日本車達よ、頑張れ。こちらの主流はスズキの50ccバイクのようだ。


さて、ここからがいよいよ「Dancing Road」の始まり。マスクも準備し、気を引き締め、座席のクッションや窓の閉まり具合をチェックして万全の体制。、、、道は舗装されスムーズ。ここ6ヶ月の間に飛躍的に舗装化が進んでいるらしい。途中舗装工事中のローラー車と何度もすれ違う。何度か回り道で赤土の上を通るときは埃が舞い上がるが、土ぼこりが窓から侵入して白い服が真っ赤に染まる、という状況ではない。以前は顔が真っ赤に泥パック状態だったそうだ。ずいぶん変わったのだろうなぁ、きっと。
途中 夕食休憩が40分ほどあった。国境を出たのが遅かったので(17時)もうすっかり夜。多少ぼったくり気味のレストランではあるが気前良くビール頼んで軽く夕飯にする。バックパッカー客ばかりで国籍に関わらず 皆、財布の紐は堅い。カオサンで10バーツで食べられたパッタイ(タイ風焼きそば)が50バーツで びっくりしている白人さんも多い。10バーツは30円。

さらに残り2時間強の道を行く。舗装されていない道も砂利道というだけで、もう穴ぼこだらけで座席から飛び上がってバスの天井に頭をぶつけるという 踊りまくりの悪路「Dancing Road」はなかった。
もし このブログを読んでいる人のなかでDancing Roadの経験のある方は是非とも「当時はシェムリアップに行くにはDancing Roadと呼ばれるそれは悪路を延々と走ったんだよ」と 思いっきり自慢して欲しい。ある意味 そんな経験が出来たあなた方が羨ましく思う。。。だって、もうその道は存在しないのだから。。。


以前は雨期で豪雨だと 穴ぼこが池になり、池がさらに深い穴になり、でっこぼこの道を7時間近くも走ったと聞く。今はほぼ半分近く舗装された道を もし急ぐのならばタクシーで飛ばせば3時間半でシェムリアップに着く事が可能だ。
もちろん 今乾期で工事も順調に進み 砂利道も極力揺れないようゆっくり走っているので不快な揺れなど全く感じずシェムリまで行く事が出来たが 季節によって多少の違いはあるかもしれない。

22時前、バスはシェムリアップのゲストハウス前に到着。
我々はそのまま文句言わずにそこにチェックイン。一泊たったの4ドルである。こんな時間に他所を探して出るのも面倒だし、安全でそこそこ清潔なら御の字である。
文句をいう旅行者もいるだろう。嫌なら他所へ行けばいい。
ともかく カオサンバスでの国境越えがどんなものか初めから知っていれば 何一つ腹立つ事も、イライラすることも ぼったくられることもなく、一切追加料金も要求されず、ガイドは常に誠実で、カオスのような出国/入国の際もずっと付いて、回りに目を光らせていてくれたし、物売り、子供、物乞いは無視する事、自分について来る事、を 明確に説明してくれていた。これでたった280バーツでアンコールワットまで来られた事、まったく文句無く かえって感謝したい気がする。

というわけで 無事バンコクを出てアンコールワットへ快適に着いた祝いのビールで乾杯して 疲れて寝ました、とさ。


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