奴豚 牛美の長期滞在型ジプシー生活

2007年からマラソン始めた夫「奴豚」と 妻「牛美」。テーマ:マラソンに出場しながら旅してます

奴豚を凄いと思った瞬間

  • 2012/09/07(金) 06:38:02

夜便でローマに立つ日、親豚宅で昼食テーブルを囲んだ。
仲の悪い兄豚とは結局腰を据えて話す機会はなかったが少なくとも親豚とは楽しい時間を持つ事が出来た。

何時もは肉食の親達も我々が一緒の時は魚料理で迎えてくれる。
メインのあとチーズが出てくる。(フランスだから毎食必ずチーズが出る)
今日のはとりわけ強烈な匂いだなぁと 食べずに何気なくチーズを見ていたら 表面が動いている…
『あれ? これって例のあれか?』 例のあれとは以前テレビで見たコルシカ島特産のうじ虫チーズのことである。
一瞬頭で思った。母上は旅立つ愛する息子の為に奮発して高価な珍しいチーズを食卓に乗せたんだ、と… と同時に賞味期限の数字が目に入った、8月25日。(12日以上前である)この間、約3秒、全てを理解した。

「うじ虫が湧いてる」と声を押さえて奴豚に伝える。もう二切れ以上口に入れちゃってる奴豚。平然と残りを口に入れている。(ま、いっか、プロテインだと思えば。。。)と思いながらも心は複雑。
母上の手前大袈裟に騒ぐのも。。と思ったら飲み込んだ奴豚が母親に向かって「さっさとこのチーズを捨ててきてくれ、うじが湧いている、いったいどこに保管してたんだ?」

びっくりして捨てに行く母上。テーブルには出てきたうじ虫がうろうろしていた。コルシカ島のチーズじゃなかった。
幸い食べたのは奴豚だけで、目の悪い皆さんはどこにうじが居るかすら見えなかったようだが。。

それにしても動じずに飲み込んだ奴豚を凄いと思った昼だった。
別に凄いと言われても本人も嬉しくないだろうし、そんなことよりもっと他のことで凄いと言ってやりたいのだが なかなか機会がなくって。。。


でもって うじ虫君達をお腹に入れたまま ローマへと飛んできた。

現在地 ローマ。

UTMB2012

  • 2012/09/01(土) 21:15:57

UTMB 2012 ノースフェイスウルトラモンブランマラソン公式サイト

木曜〜日曜 シャモニーに行っていた。

世界で最も過酷な山岳ウルトラマラソンのひとつ、モンブランウルトラマラソン。3つのウルトラトレイルレースが同時開催される。
公式名はUTMB=The North Face® Ultra-Trail du Mont-Blanc®
テキサスの友人フランシスコが走るので高速道路を約5時間、平均時速130キロ、ノンストップで行った。
興味のある方はYoutube等で動画を探して頂くと詳細がお分かり頂けると思う。

     
        上の写真は エキスポ会場 


そもそもウルトラマラソンとは何ぞや?という方に :
   フルマラソンの42.195キロメートルを超える距離のマラソンは全てウルトラである。アイロンマンとかトライアスロンとは違って走るのみであるがその距離・コースは各レースそれぞれ大きく異なる。単純に距離と所要時間はスライドしないのである。特に今回のようにモンブラン近辺の山々の登り下りを繰りかえす激しいコースの場合。


フランシスコと共に走る4名のアメリカ人ランナー “チーム ハニーバッジャー” の着替えや飲食物を各エイド地点で渡す役割である。

      
     写真左)前夜 宿でのパスタ会       写真右)出発直前

我々を含め7名がクルーとして各地に分散する予定を練っていた大会当日朝、悪天候の為に距離は短縮、コース変更になった。詳細がつかめずエイド地点への移動が確保出来ない。


写真左)ランナー記念写真  中央)パスタランチ  写真右)スタート直前のスタート地点




 ぶっちぎりでCCCコース100キロを走りきって戻ってきたスペイン人ランナー(写真左)を迎えるためにUTMBコース出発が繰り下がった。

    前代未聞のスピードであった。







結局ほぼプランのない状態で見切り発車となった。

スタート時間も繰り下がり、予想外のハプニングも加わり午後7時15分に2300人の屈強ランナー達が笑顔でスタートした。



夕暮れが迫るシャモニーの町を後に 山に入って行くランナー達。
山の日暮れは早い。2時間もしないうちに闇夜だ。ヘッドランプを頼りに狭い山道を上り下りしているんだろうなぁ。。。と想像していたら大雨になってしまった。山のうえは雪だそうだ。濡れた衣服が更に体温を奪うことだろう。


             結局 一晩中大雨だった。




各地に散って行ったクルー。我々は宿でぬくぬく、ネットで各ランナーの現在地、経過ラップタイムをチェックし 次のランデブーポイントへ向かう。

チームとはいえ調子の善し悪しで二つのグループに別れて進んでいた。リーダーのPは一番遅いランナーに伴走、他の3ランナーより大きく遅れを取っていた。その一番遅いランナーが我らの友人フランシスコであった。フランシスコはテキサス育ち、暑いのは平気でも雪山は不慣れである。結局、フランシスコは途中で棄権を決意した。
他のメンバーはロッキー山脈のコロラド出身者。雪山で育って来たメンバーである。湾岸戦争で戦った筋金入りもいる。

明け方、メンバーの到着を待つ間 通り過ぎるランナー達全員に熱い声援を送る。凄いなぁ〜、皆さん。

      

     着替えや食料をストックをしていくメンバー達。



午後からフィニッシュで皆の帰りを待つ。
ゴールしていくランナー達に祝福の声援を送りながら その感動的な姿に鼻の頭がツーンとして目頭が熱くなる。

   

(写真左:シンガポールの友人ルーベン) (写真右:仏人友人セシル)無事制限時間内に完走


大柄でタフな欧米人ランナーに混じって 華奢で小柄な日本人を含むアジア勢。一人で現地入りした若者達も多いようだったし ほっそりした女性も多い。

日本の人が多くてびっくりした。

皆、声援に笑顔で応えながら爽やかにゴールしていた姿が印象に残った。



               お帰り、みんな〜。



お勧めビデオ:(コピペでよろしく)
http://youtu.be/5bu_Ynw8Bsg
http://youtu.be/St49BdhuA8c
http://youtu.be/TFWDUsvLCoE

こんな状況に身を置いて走り出したら 女であるとか男であるとか年齢や国籍がなんであるかなんて全く関係なく、熱く波打つ心臓を持つひとつのモノとなって、ただただひたすら前へ前へと進むだけだ。



         
写真左)レース終了時になって雲の切れ間から顔を出す山々 写真右)左の写真を拡大すると天辺に塔が見えるがこれがその塔


メンバーに「景色はどうだった?」と聞いたら 「闇夜と雲のなかしか走ってないからそれ以外は見てない」 だとさ。





 素晴らしい時間を共有させてくれたフランシスコに感謝。

 次は BAD WATER 行こうとプレッシャーかけておいた。

 *BAD WATERとは 世界で最も暑い場所で、一年で最も暑い日に行われるウルトラマラソンである*

                     




レース翌日 快晴の中ケーブルでモンブランに登る。

眼下にはシャモニーの町。



ウルトラ

  • 2012/08/25(土) 02:14:50

熱い血潮のラテン系。フランス人てのは瞬間湯沸かし器のような人達だ。ボッ!!!とすぐに火がつく。
遠慮なく言いたい事が言い合えるというのは良いのか悪いのか、仲がいいのか悪いのか、、、よくわからないが 愛情表現の一種なんだろうと思う。
そんな人達に囲まれ早1ヶ月が経過。9月中頃にはアルゼンチンへ向かう。
2007年に行って以来なので5年ぶりだ。
スペイン語の初級会話テープを繰り返し聞いてはいるが、ひとつ覚えてはひとつ忘れる。。。なんて頭だ。。。


せっかく続いていたジョギングも夜更かしや食べ過ぎで途切れ途切れ。
あるウルトラマラソンランナーが言っていた。

          ウルトラマラソンというのは ライフスタイルである、と。

ウルトラを走る為にはウルトラを走る為の生活をするということであって、ウルトラを中心に全てがまわってゆく。そこには食べ過ぎも夜更かしもない。

我々のように あれもしたいこれもしたい、、では マラソンは満足に走れないとよ〜くわかるお言葉だった。

引き続き車が利用出来たので マルセイユ近郊の小さな町を訪ねてあちらこちらへ。
夏休み中で観光地と呼ばれる場所は何処も人であふれている。



Sardine night

  • 2012/08/21(火) 04:56:57

雲丹を食べに行こう、と誘われて行った先に雲丹はなかった。。。

雲丹って今が時期なの?とは思いながらも目的地に着いたら サーディン祭りって書いてある。サーディン=イワシである。 

あぁ、なるほどね、と特設ハーバー会場へ入って行ったが、イワシはほんの小さなコーナーで炭火焼をささやかにしているだけで 他の出店は何処にでもあるものであった。

どこがウニなのさ?と奴豚に聞いたら、「知らないよ、そうゆう話だったんだから。。」と誘ってくれた人に矛先を向ける。ま、いいさ、せっかく来たんだからイワシもちょっと、タコのマリネもちょっと、貝もちょっと、ちょっとちょっとをロゼワインで流し込む。
夏のプロバンスはロゼワインで始まりロゼワインで終わる。ロゼ以外ありえないプロバンスの夏である。辛口から甘口までその種類何百。値段も色々。氷を惜しげ無く入れてグラスをカラカラ音たてながら涼を楽しむ。夏のプロバンス=ロゼワイン、そう覚えてほしい。


頑にコルクを守ってきたフランス人もとうとう折れたか 初めて簡易キャップを見つけた。

アルミのスクリューキャップじゃなくて ほんとに簡易プラスチックの手抜きキャップで驚いた。


     こんなんですわ。




かくしてサーディン祭り会場の夜は更けて。。。



バンドが入って ぐっと盛り上がりを見せる会場。

夏の間だけ、二ヶ月だけの町おこしのようなイベントであった。

マルセイユから車で約1時間の地中海沿いの港町。




イルカ

  • 2012/08/20(月) 19:56:09

悪習慣というのはあっという間に身に付くものだなぁ。。

ラマダン明けの週末、(別に我々には何の関係もないのだが、、、) 友人達と出かけて帰宅は連日午前様。とすると もれなく起床は昼である。
たった二日で もう生活が乱れて身体がきつい。夜眠くならないので朝起きれないじゃないか。やっと早起きに慣れてきたのに。

この連鎖を断ち切る為に  えいや! っ と夜明け前に走りに出た。実は『えいや!』 とは ほど遠い 「やれやれ どっこいしょ」  だったが。




朝日が昇るのをボートの上で見ていた。
ピンクに染まったハーバーが綺麗で清々しい。
昼間はうるさいカモメも爽やかに見える。



今朝は港までジョグで20分。ボートで30分離れたポントルージュという場所まで行って そこから走って戻ろうというコース取り。
今夏から始まった渡し船サービスは夏季限定。始発7時の便には我々の他に女性が一人、がら空き。



沖でイルカの群れに遭遇する。マルセイユにもイルカがいたんだね、早起きした甲斐があった。



戻りのジョギングコースは勝手知ったるいつもの海沿い道路。
目先を変えようと奴豚が脇道をくねくね曲がるのが鬱陶しい、というか 余計というか。。。

焼きたてのパンを買って戻って朝食なり。

 カランク

  • 2012/08/15(水) 00:04:46

え〜、 真面目に毎日走っております。

次のマラソンの為とか目標の為ではなく走りたいから。
朝10時過ぎると もうかなりの暑さでとても走る気にはなれないので、早朝か夕方。

先日は朝のうち15キロジョギングして 午後はサイクリング。海沿いをずっとず〜っと道の果てまで軽快にサイクリングして、さて戻るか。。。って時にパンク。あっちゃ〜。。。 延々と自転車を押して歩いて戻る。途中で疲れて夕飯済ませて さらに歩いて 夜帰宅。
                            あぁ、なんて健康的な毎日。

マルセイユにはカランクと呼ばれる岩山の国立公園があって 歩くにも走るにもなかなかの場所である。高い木はないので日陰が少ないのが難だが、ずっと下って 透き通った海にドボンとすれば気分爽快。

マルセイユ生活のなかで 唯一のハイライト、かな。。。

安らかに

  • 2012/08/12(日) 06:33:40



今朝、愛するヴィックが旅立っていった。

もう会えないと思うと たまらなく寂しいよ。。。

ジャーマンシェパードのくせに身体弱くて ビビリでさ。ちょっと早すぎるよ、あっちに行くのは。。。

ビーチでまったり。。 

  • 2012/08/08(水) 22:25:59

海と山、どちらが好きか? と聞かれて 海と答える貴女は心身共に若い方なのだろう。

海が好きだったのはずっと若かりし頃で、今はビーチに行っても身の置き所はないし、手持ち無沙汰だし、時間持て余して かえって辛い。ビーチでまったりはもう無理だ。
持参した本も暑くて読む気になれない。日焼けあとのシミが嫌で日光浴もしたくないし。

昨日、フェリーでビーチへ行った。
夏休み 子供達がわんさか。

アジ...アジ...(暑い暑い) 日傘の下で頑張って1時間。もう駄目じゃ。せっかく来たけどね、ワタシャ もう降参。地中海にドボンして散歩して戻る。


 帰り道 こんな看板を見つけて笑ってしまった。
      なんじゃこりゃ?

 (クリックで拡大して)日本語を読んでみると。。。
       極度乾燥(しなさい) と書いてある。

店に入って聞いてみた。
日本に行ったことがあるイギリス人のカジュアル洋品店だそうだ。
よほどスーパードライのビールが好きだったのか? 

でも何故 しなさいなんだろう。。。  


Marseille 3週目

  • 2012/08/06(月) 23:00:07

マルセイユのアジトにはネット接続がない。
せめてメールチェックが出来るようにはしてみた。
変化のない日々なので 頻繁に更新する事柄もないのだが。。。ま、日記だからね。


8月3日(金)。

久しぶりにマルセイユの夜を満喫。

旧港まわりのよく行くバーで奴豚の友人夫婦と夕げのワイン後、友人のワインバー、ピザ屋とはしご。奴豚の友人達も歳を重ね中年から老年へと。。。(自分もだけど)
花金ナイトはあちらこちらのバーからライブバンドの演奏が聞こえ盛況でいい雰囲気。
マルセイユで出かけると言ったら 贔屓の店でもない限り 大概は旧港周辺になる。
ライトアップされた丘の上の教会屋根にすくっと立つ金のマリア像や係留されているハーバーのヨットの夜景はなかなか綺麗である。


8月5日(日)
友人の犬が病でもう治らないと知る。一緒に走った愛するワンコ。
バリの友人宅のワンコも心臓発作を起こし苦しまないよう薬で眠らせたと知り心が沈む。



8月6日(月)。

数日前にジョギング再開で本日は海沿いのコースを走ってきた。早起きが習慣になるまで頑張ろう。それにしても犬の糞尿、なんだかわからん吐瀉物、ゴミ、ガラス破片、危ない物が沢山落ちているマルセイユの道路には目が離せない。。。

奴豚の散髪、食料の買い出し。日曜はスーパーが閉まるので月曜は混む。レジ前にしばらく並んだ。
夕方、奴豚が親宅の倉庫から自転車を引っ張りだして来た。これで徒歩の日々から解放されるか? 早速磨いて油さしてみる。
夜は友人達と外出。初めて行った店のピザが美味しくないのに値段設定高めでがっかりして戻る。


ロンドンオリンピック

  • 2012/08/01(水) 22:58:46

8月1日


奴豚の親と昼食へ。
今、マルセイユは観光名所である旧港の周りを大規模工事中で、あっちもこっちも掘り返された道路と土埃、シャベルカーやトラックと道路規制でちっとも綺麗ではない。
全て来年のマルセイユエキスポの為。

フレンチアルプスの田舎町へ行っていたのでオリンピックの開会式は見逃したが、マルセイユに戻って連日テレビ三昧。リアルタイムオリンピック観戦。

例年ならば理解に悩む仏語のみのテレビ番組を勉強だと思い見ているのだが、スポーツに言葉は関係ない。仏人ばかりを映すのは仕方ないだろうが、水泳、体操、日本人の健闘で嬉しい。
どの国の選手も美しく鍛え抜かれた抜群のスタイルと美男美女ばかり。皆、アスリートというよりランウェイを闊歩するファッションモデルのよう。
勝って天に拳を振り上げる外国人選手の中で、自分の番が終わって控えめにちょっと恥ずかしそうにJapanと書かれた小さなタオルを広げていた内村のはにかんだ笑顔が愛おしくてしかたない。
勝って奢らず負けて腐らず、勝って兜の緒を締めよ。日本人よ、美しくあれ。その謙虚な眼差しに ありがとう。。。心から おめでとう。



スカンジナビアにいる間、すっかりヨガをサボってしまい身体が固まってしまった。部屋が狭くマットを広げるスペースがなかったせいでもあるがやっと再開。
そろそろ走り始めるかな…



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